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2011.10.05

三菱電機 中部電力

外気温度−25℃まで運転可能な空冷式ヒートポンプチラーを開発。


三菱電機(株)と中部電力(株)は、寒冷地のビルや工場などの空調に使用する冷暖房可能な空冷式ヒートポンプチラーとして、業界で初めて外気温度マイナス25℃まで運転可能な『寒冷地用コンパクトキューブ』を共同開発し、三菱電機が12月から出荷を開始する。
 
『寒冷地用コンパクトキューブ』は、通常だとマイナス15℃より低い外気温度では運転できないヒートポンプチラーのデメリットを解消するもので、ヒートポンプサイクルの工夫や空気熱交換器の最適化によって、外気温度マイナス25℃までの運転を実現した。
 
また、外気温度マイナス12℃まで定格加熱能力を維持し、60℃の温水取り出し(外気温度マイナス5℃〜20℃)も実現しており(従来機は55℃まで)、更新時期を迎えた既設の吸収冷温水機(三菱電機のTGH-300AA形)と比較して、42%の年間消費エネルギー削減、54%の年間CO2排出量削減、29%の年間ランニングコスト低減が可能だという。


三菱電機(株) 中部電力(株)
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