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2011.11.02

東京ガス 正興電機製作所

停電時でも[エネファーム]を運転できるシステムを開発


東京ガス(株)と(株)正興電機製作所は、家庭用燃料電池『エネファーム』の運転を停電時にも継続することができる『停電対応システム』を共同開発し、来年2月に発売する。
 
蓄電池を外付けで併設するこのシステムは、蓄電池をエネファームよりも系統電力網に近い上流側に設置し、停電時でも通常の系統電力が供給されている時と変わらずエネファームを運転できるようにするもので、照明・冷蔵庫・テレビなど非常時に最低限必要となる電気(0.75kW)であれば、継続して供給できる。(最大で2.25kW)
 
また、通常時は深夜など電力消費の少ない時間帯に充電し、日中の電力消費の多い時間帯に放電することによって電力ピークカットに貢献することができる。
 
エネファームは、起動時に水を循環させるポンプや燃料ガスを制御するブロワなどを動かす電力が必要で、発電も常に系統電力の電圧や周波数を基準に行うことから、停電時には運転できなくなってしまうため、東日本大震災を機に「停電時にも運転させたい」という要望が強まっていた。
 
価格は168万円(設置工事費別)で、販売・施工・メンテナンスは東京ガスが行う。


東京ガス(株) (株)正興電機製作所
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