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2011.12.01

三浦工業 ガス3社

最低出力を負荷率25%まで低減した簡易貫流蒸気ボイラを開発


三浦工業(株)は、東京ガス、大阪ガス、東邦ガスの3社と共同で、低燃焼時の出力を定格出力の25%まで低減することを可能にした『高効率簡易貫流ボイラ SQ-800ZU(相当蒸発量 800kg/h)/1000ZU(同 1,000kg/h)』を開発し、平成24年2月から提案・販売を開始する。
 
新型の簡易貫流ボイラは、最低出力が従来機の負荷率50%から25%にまで低減されたことで、より低負荷での燃焼が可能となり、さらにエコノマイザの伝熱面積を増やしたことで排ガスからの熱回収量が約10%向上し、ボイラ効率 97%を達成している。
 
ボイラは、使用蒸気量が最低出力を下回らない範囲では燃焼量の切り替えによって蒸気量を調整することができるが、下回った場合は ON/OFFによって蒸気量を調整するため、熱損失が発生してしまい、ボイラ運転効率も下がってしまう。


三浦工業(株)
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