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2011.12.20

新日本空調

一般建築の外気フィルタや空調機等の交換・除染活動を本格的に開始


新日本空調(株)は、福島第一原子力発電所事故に伴って、放射能汚染が懸念される原子力発電所以外の一般建築施設(工場、公共施設等)の外気フィルタ交換作業と、ダクト・空調機内部の除染作業を2011年11月より開始した。
 
空調関連の放射能汚染について、同社が11月に東北地方の某施設でフィルタ交換と空調機内部の除染作業を行ったところ、給気フィルタ表面や外気取り入れ空調機ケーシング内部に放射性物質が付着していたことから、被災地域を対象にフィルタ交換作業や、ダクト・空調機内部の除染作業を本格的に行うことにしたという。
 
作業は、同社がこれまでに培った「放射線管理区域」に関る知識・経験を活かし、2011年11月22日に制定された(社)日本空気清浄協会の「放射性物質で汚染されたエアフィルタの取り扱い指針」と作業員の健康障害防止を加味した同社管理規準に従って実施するもので、取り外した汚染フィルタは、中間貯蔵施設等が設けられるまで、施設内の安全な場所に一時保管し、作業内容や測定データも詳細に記録する。


新日本空調(株)
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