東芝キヤリア(株)は、冷媒一系統で冷房・暖房混在運転ができるビル用マルチエアコン『スーパーモジュールマルチ冷暖フレックス』の新製品18機種（冷房能力22.4〜120.0kW）を、4月1日から発売する。
新製品は、複数のDCツインロータリーコンプレッサーと冷凍サイクルを精緻にコントロールすることで、室内側の冷暖能力比1対1の熱バランス時に冷暖同時COP 5.75を達成しており、冷暖切替機種の冷房COPに対して180％の高効率運転になる。 室外機容量は120kW（42馬力相当）まで拡大し、最遠配管相当長を195ｍまで延長、室内外間落差は50ｍ、室内ユニット間落差は40ｍにまで対応できる。
また、Webに対応した集中コントローラー（運転データ蓄積機能付）に省エネ分析用ソフトを組み合わせた別売オプション『省エネシーマス』に接続すると、室内ユニット毎の消費電力量の三次元グラフを分析し、空調消費電力量の削減メニューを有効に選択することが可能となる。 |
