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森ビル(株)は、テナントのエネルギー使用量を可視化する「テナントエネルギーマネジメントサービス」を開発し、4月から全国のビルオーナーにも提供する。
森ビルは、昨年5月から、自社で管理・運営するビルに入居している約1,300のテナントに、自らの省エネ・節電努力の結果を数値やグラフで容易に把握することができる「エネルギーWEBシステム」を導入しており、このシステム運営実績を生かし、新たに省エネランキング機能などを追加して、全国のビルオーナーに提供する。
このサービスは、ICTによる環境情報システムの運用ノウハウを持つ日立製作所と共同で開発したもので、既存の自動検針設備やBEMSに「ゲートウェイ」を接続、詳細データをクラウド上のデータセンターに蓄積することで、テナントやビルオーナーは様々な形態でデータを閲覧することができる。また、自動検針設備やBEMSのないビルについては、月次請求データを簡易にアップロードすることで、同様に「見える化」を実現する。
サービス料金は、初期導入費＋月額利用料金制で、中小ビル一棟あたり月額数万円〜となる見込み。 |
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