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2012.03.23

ハザマ

ZEB実現に向けた第一段階、50%省エネルギービル基本構想を作成


(株)間組(ハザマ)は、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)実現に向けた開発の一環として、消費エネルギーを基準ビルに対して50%削減できる中規模事務所ビルの基本構想を作成した。
 
ビルは、エネルギー消費と災害被害を最小限にする意味から『ハザマ・ミニマムE&H(エネルギー・アンド・ハザード)ビル』と名付けられ、(1)自然に優しい、(2)人に優しい、(3)建物に優しい、(4)災害に強い、(5)スマートエネルギーネットワークとの連携、という5つのコンセプトで構成され、延べ面積10,700m2程度(12階建て)の事務所ビルに、約50種類の省エネ・創エネ技術が盛り込まれている。
 
さらに災害対応技術として、免震構造、非構造部材・設備機器の耐震化など地震対策のほか、非常用発電機や緊急時用浄水システムといった災害時にビル在住者や帰宅困難者が一時滞在できる機能など約20種類を揃え、建物の用途や規模に応じて選択することができる。
 
同社では、今回の50%省エネビル基本構想をZEBに向けた第一段階とし、2015年には設計施工で50%省エネルギービルを実現、2020年にZEBを達成することを目標にする。


(株)間組
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