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2012.03.30

国土交通省

「潜熱回収型ガス給湯器等のドレン排水の取扱い」を公表


国土交通省は、(社)日本下水道協会と共同で、排水設備等制度調査専門委員会(委員長:中坪雄二東京都下水道局施設管理部排水設備課長)の下に、外部有識者による「潜熱回収型給湯器ドレン排水取扱検討委員会」を設置して審議を重ね、このほど『潜熱回収型ガス給湯器等のドレン排水の取扱い』をとりまとめ、ネット上にも公表した。
 
熱回収型ガス給湯器等のドレン排水の取扱いについては、現状では地方公共団体毎に異なっていることに対して、「規制・制度改革に係る方針(平成23年4月8日閣議決定)」で、「潜熱回収型給湯器等によるドレン排水の取扱いを自治体が定めるにあたっての参考に資するため、水質や公衆衛生の観点から国がガイドラインを策定すること」とされていた。
 
今回の「取扱い」の基本的な考え方としては、ドレン排水は本来は下水道法により「汚水」とされるものであるが、「燃焼由来であり、排出量が微量であること及び水質を一定に保つ機構を有し、その性能が担保されることが確認されている」ことなどから、「雨水と同様に取扱うことも可能」とされた。
 
『潜熱回収型ガス給湯器等のドレン排水の取扱い』[PDF]は、下記に公開されている。
http://www.mlit.go.jp/common/000206456.pdf


国土交通省
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