アズビル(株)は、ビルの熱源やポンプの搬送動力を削減できる『ファンコイルユニット用コントローラ InfilexFC(インフィレックス エフシー)還り(かえり)温度制御タイプ』を開発し、4月26日から販売を開始する。
『InfilexFC 還り温度制御タイプ』は、FCUの出口(還り)水温度を配管表面温度センサを利用して計測し、還水温度が一定値となるように制御バルブをコントロールすることで過流量を抑制するもので、「還り温度制御ロジック」と共に「室内温度制御ロジック」も搭載しており、室内温度を制御しながら流量制御を行うことができる。
ファンコイルユニットの場合、冷温水の温度差が設計通りに運転されていることが少ないのが実情であり、この「還り温度制御ロジック」を組込むことで、FCUに流れる冷温水量の過流量を抑制し、FCU一台あたりの送水量を最大45%削減できるという。
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