(リリース引用)
作業所内の高所作業車や作業所員の位置を把握するシステム
~iBeaconを使った位置認識技術を建設工事に適用~
竹中工務店(社長:宮下正裕)は、作業所で稼働中の高所作業車・フォークリフト等の建設機械や作業所員の位置を無線通信で簡単に把握できる管理システムを開発し、イオンモール堺鉄砲町作業所で試験的に運用しました。 本システムは、近距離無線通信技術「iBeacon」を用いた発信機を建設機械に取付け、作業所員の持つ携帯端末から約10m以内に近づくと自動で携帯端末に位置情報が送られる仕組みです。送られた位置情報は、携帯端末上に保存されている建設工事用の作業所内平面図に映しだされます。作業所員は常に建設機械の最新の位置情報を把握することができるため、管理業務の負担を軽減することができます。また、携帯端末を持っている作業所員同士の位置情報も常に把握できるので、お互いに探し合うこともなくなります。 建設工事では、高所作業車など数多くの建設機械を使用し、大規模作業所では同時に数百台の高所作業車を使用することもあります。
通常では作業車ごとに使用者を割り当て、各自で管理を行いますが、作業車の位置を確認するために広大な作業所内を探し回らなければならないこともありました。 本システムを適用した当該作業所では、作業所員29人(2015年6月時点)全員の携帯端末に本システムを導入した結果、従来では毎日30分の探索時間を要していたところ、その手間がほぼゼロになり、半年で約72時間の作業所管理の効率化を実現しています。
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