(リリース引用)
“SmartFilter”の開発について
ニッタ株式会社(大阪市浪速区、代表取締役社長新田元庸)は、この度、エアフィルタの寿命予測が可能となる「ワイヤレス差圧センサ」を内蔵した“SmartFilter”を開発し、サンプル供給を開始することにいたしましたので、お知らせ致します。
記
◆開発の経緯
弊社では、半導体、医薬品など高い空気清浄度を求められる生産工場の産業空調設備やビル・大規模商業施設などの一般空調設備向けのエアフィルタを製造販売しております。
エアフィルタは、使用時間の経過により捕集した塵埃によって目詰まりが生じ、圧力損失値(以下、「差圧」とします)が増加します。この差圧が許容値を超えるとエアフィルタの破損や風量の低下などを招くため、交換が必要となります。従来この差圧はエアフィルタユニットに組み込んだ「差圧計」によってモニターしていました。しかし、使用されるフィルタの種類や風速により差圧の変化挙動が異なるため、それぞれのエアフィルタの性能特性と照合しなければ寿命予測を行うことができませんでした。
そこで弊社はこの度、エアフィルタにセンサを内蔵させた“SmartFilter”を開発いたしました。
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