(リリース引用)
自走式墨出しロボットの建設現場試験導入により実用化にめど
~製品化に向けて、ローコスト化、軽量化、従来比約3倍の生産性向上を実現~
竹中工務店(社長:佐々木正人)は、自走式の墨出しロボットを建設現場に試験導入し、ローコスト化、軽量化、従来比約3倍の生産性向上を実現しました。今後、他社とのオープンイノベーションを通じて、墨出しロボットの製品化を図ります。
当社が開発した従来の墨出しロボットは、位置決めロボットの発するレーザにより墨出し地点まで逐一誘導してもらい墨出し作業を行うもので、目的地に到達する時間の観点から生産性に課題がありました。また、高機能なセンサや描画装置の搭載、測量機器の利用でロボットが高価格・大型・重量化し、作業現場への普及の障害となっていました。このたび改良し試験導入した墨出しロボットは、安価かつ軽量で、墨出し地点まで直接自走するロボットです。市販のレーザ測量機がレーザで墨出し地点を指定し、その情報をWi-Fi通信で受け取った墨出しロボットが目的地まで自走して墨出し作業を行います。
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