(リリース引用)
空調機ドレンパン遠隔点検の有効性を検証
~検証結果を「第47回建築物環境衛生管理全国大会」で共同発表~
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター(都産技研)とダイキン工業株式会社(ダイキン工業)は、共同研究により空調機ドレンパンの微生物数と、ドレンパンに設置した無線通信可能なカメラで遠隔取得した画像による見た目の変化をモニターし、カメラ画像によるドレンパン点検の可能性を検証しました。
◆共同研究の概要◆
「建築物衛生法(略称)」では、病原体による居室内部の空気汚染を防止するための措置として、‘空調機ドレンパンの汚れ・閉塞の状況の点検’及び‘必要に応じた清掃’を義務付けていますが、空調機が個別に分散しているため数が多く、点検作業は非常に煩雑です(図1)。そこで、ダイキン工業は‘点検のやりにくさ’の問題を解決する手段として、空調機内部に無線通信可能なカメラを設置し、クラウドサーバーにドレンパン画像(図2)を送付するシステムを構築しました。都産技研は、ドレンパン画像での汚れ具合と微生物の繁殖状況(菌数及び菌種)との関連性の有無について微生物評価を実施しました。これにより、微生物の繁殖状況とドレンパン画像での汚れ具合は空調機の設置環境によって異なることが明らかになり、カメラ画像による遠隔点検の重要性が確認できました。
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