Page 1127 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼VP管、VU管to 篤VS明 06/7/25(火) 9:40 ┣Re:VP管、VU管 こてつ 06/7/25(火) 14:17 ┗Re:VP管、VU管to AL 06/7/25(火) 20:14 ┗Re:VP管、VU管to のぼる 06/8/10(木) 9:02 ─────────────────────────────────────── ■題名 : VP管、VU管to ■名前 : 篤VS明 ■日付 : 06/7/25(火) 9:40 -------------------------------------------------------------------------
排水管の土かぶりとVP管、VU管との関係でメールさせていただきました。 宅地内の下水への切り替え工事の設計をしています。 公共マスから屋外トイレまで直線20mの布設となり土を掘って土で現状復旧する 形です。マスは小口径で防護蓋を使用します。 深くなっていく後半10mは車(セダン車)の轍にかからないのですが、前半10mは車庫入れの時に車の片輪が管路を横断する形で通行します。 長くなってすみません・・ 管の埋設が浅いところを車が通行するので管への負担を考えたら VP管を使用した方がいいのか、管上 土かぶりGL-200で始める起点を下げることにより土かぶりを確保して管への負担を軽くする方がいいのか、 考えてます。 VU,VPの同じ埋設深さでの強度の違いというのは管のどの数値を基準に比較したらよいのでしょうか? 皆さんは車の乗る所はVUならこの深さ以上、もしくは無条件にVPを使うとか、基準にされているものはあるのでしょうか? おしえてください。 よろしくお願いします。 |
公共の道路では地方条例により、車両通行部の管の埋設深さは土被り60cm、車両通行部以外は土被り30cmが定められているのが一般的ですが、以下により塩ビ管は車両通行部土被り30cmでもどうやらOKのようですね。 ↓ http://www.jwrc-net.or.jp/qa/q028.html VPとVUの強と埋設深さによる使い分けのご質問ですが、正式には計算しないとわかりません。 土木関係の文献に計算方法があります。またソフトなど多数出ていますので興味があれば調べてみて下さい。 ちなみに http://www.scinc.co.jp/contents/products/drain/pamph.html この中の↓に計算例があります。 http://www.scinc.co.jp/pdf/DRAINV45/%89%C2%94%C42.pdf 建築設備の場合ですが、国交省の標準仕様書では車両通行部埋設深さ土被り60cm、車両通行部以外土被り30cmとなっており、屋外埋設管仕様はVUとなっているのでそれに準ずることとし、通常は計算などは行いません。 なお、土被り20cmではなく30cmからスタートすることをお勧めします。 地方自治体で厳しいところでは、宅内であっても土被り30cm以上の指導を受けることがあります。 |
>宅地内の下水への切り替え工事の設計をしています。 というコトは・・・・ 下水道協会指定の小口径マスを使用するのですか? >皆さんは車の乗る所はVUならこの深さ以上、 >もしくは無条件にVPを使うとか、基準にされているものはあるのでしょうか? 施工した後に、管路を損傷させるような重機等が歩くとか 振動ローラ転圧されるとかするワケでも 無ければ、VPは使用しなくても良いのでは? その前に、協会指定小口径マスの場合はVP管施工時には注意が必要ですよ。 VU管での施工が前提なので、桝接合箇所に管厚違いによる 段差が出来て、汚物停滞などの排水不良を引き起こす 要因もありますよ。回避用継ぎ手は存在しますが。 実際施工にあたっては、土かぶりを30㎝取っての施工をお勧めします。 公共工事であっても起点管低高GL-400が標準ですので。 |
小口径桝なら、VUで配管することをお勧めします。(変換ソケットが必要な為) 尚、車道に配管するのなら、コンクリート巻きなど検討されてはいかがでしょうか? |
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