Page 273 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼コジェネ室の給気 迷える設備屋 04/1/27(火) 16:13 ┣Re:コジェネ室の給気 兄やん 04/1/28(水) 12:42 ┃ ┗Re:コジェネ室の給気 迷える設備屋 04/1/31(土) 8:10 ┣Re:コジェネ室の給気 TORU 04/1/31(土) 18:09 ┗Re:コジェネ室の給気 masa 04/2/1(日) 0:24 ─────────────────────────────────────── ■題名 : コジェネ室の給気 ■名前 : 迷える設備屋 ■日付 : 04/1/27(火) 16:13 -------------------------------------------------------------------------
コジェネ室の給気ファン選定で迷っています。 給気ファンは3台設置するのですが、うち1台は発電機の燃焼空気供給及びコジェネ室自体の換気用です。 残り2台は発電機からの放熱処理用になるのですが、それぞれ室温が30℃、35℃時でサーモ発停を行うようにと条件があります。ところが夏季に限っては、設計外気温度が31.8℃となっています。室内を30℃ないしそれ以下に保ちたい意図があると思うのですが、それより高温の外気を送り込むのに疑問を感じます。また折角サーモ設定でファンの台数制御行っているのに、30℃設定のファンは夏場は常時運転してそうで不経済な気もします。サーモ設定35℃、40℃ではどうかと尋ねてみましたが室内最大許容温度が40℃だからだめだといわれてしまいました。発電機メーカーの計算書では室温40℃で燃焼空気量も放熱処理風量も算出しているのに…。 発電機の放熱処理についてどなたか教えて下さい。 |
机上で考えた通りには行かないものです。 常時運転の発電機の放熱で夏季の室温はかなり高くなり、最高気温以上になるはずです。 夜間の気温は25℃程度なので、外気導入が逆効果になることは考えなくてよいと 思います。 3台のファンは必ずバックアップするように計画した方がよいでしょう。 細かく温度設定するより、1台故障時の対応を考えるべきです。 |
教えていただいてありがとうございました。 確かに数値にこだわっていささか頑固になっていたようです。 「バックアップ」忘れておりました。重ねてありがとうございます。 |
こんにちは。 >コジェネ室の給気ファン選定で迷っています。 お迷いポイントは、「室温が30℃なのに外気が31.8℃」で高い外気を 送り込むのは疑問があるとのことですね。確かに、そうお感じなのは 無理もありません。しかし、目的はコージェネ発電機の発熱に対して 外気による冷却ではないでしょうか。 恐らく、設計では、1台の給気ファンでは冷却のための風量が不足して いるからだと推測されます。ですから、肝心なのは、コージェネ発電機 と付属設備の総発熱量と目標温度の室温40℃以下に下げるための給気 量ではないでしょうか。つまり、設計外気温度が31.8℃で給気したとき に、室温を40℃以下にするための給気量を室内に送風できるファンを 設置することではないでしょうか。 それから、給気するということは、排気も必要ということでしょう。 だとすれば、排気ファンの選定と制御もあるわけです。恐らくは、 当然のこととして、お書きにならなかったのだと推察しますが。 蛇足とは思いますが。室内最大許容の室温40℃については、何処の点 を想定しているのかによって話が違ってきます。一番発熱している所か ら何センチ離れた地点を想定しているのかということです。あるいは、 40℃を越えては困る場所は何処かということです。室内全体を均一に するということではないと推測しますが。 私の知っている施設では、コージェネ(ディーゼル)発電機室が建物内に 組み入れられているという条件のため、通年、専属の冷凍機でその室を 冷却しているケースがあります。 |
本来は、コジェネ室に限らず、重要設備の部屋の排熱用設備の場合は予備の意味も兼ねて、2台運転で常用設計室温、1台運転で限界室温を維持できる排熱用設備を設置します。 サーモ発停が30℃、35℃との事から、外気温度に応じた風量制御のようなので2台運転で夏期の限界室温40℃を維持できる風量なんですかね?(40℃-31.8℃=8.2℃差) 2台のファンの風量が同一なら、1台運転時は2倍の温度差が必要なので、40℃-16.4℃=24.6℃が設計外気温度なのかな? 変電・発電系の機器はコイル内部温度と周囲の温度勾配は50deg程度に設定しているメーカーが多いので、コイル内部の絶縁破壊温度が110℃だとすると限界周囲温度は60℃程度、常用コイル内部温度が90℃なら常用周囲温度は40℃になります。 機器周囲は室温より高くなるので、サーモ位置によっては起動温度を下げる必要があります。(40℃、35℃を35℃、30℃など) できれば変電・発電機器の内部温度で発停するようにできれば安全なのですが。 |
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