Page 276 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼銅管の埋設配管について 初心者 04/1/24(土) 17:19 ┣Re:銅管の埋設配管について 石巻山 04/1/27(火) 12:46 ┣Re:銅管の埋設配管について 初心者 04/1/27(火) 15:22 ┃ ┗Re:銅管の埋設配管について 兄やん 04/1/28(水) 12:47 ┃ ┗Re:銅管の埋設配管について 初心者(りょうすけ) 04/1/28(水) 16:54 ┃ ┗Re:銅管の埋設配管について 兄やん 04/1/29(木) 19:45 ┃ ┗Re:銅管の埋設配管について りょうすけ 04/1/30(金) 18:29 ┗Re:銅管の埋設配管について ゼネコン設備君 04/1/31(土) 18:15 ┗Re:銅管の埋設配管について りょうすけ 04/2/3(火) 18:27 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 銅管の埋設配管について ■名前 : 初心者 ■日付 : 04/1/24(土) 17:19 -------------------------------------------------------------------------
お世話になります。今度店舗設備配管(給水・給湯・排水)をすることになりました。店舗はパン工場です。熱源はコージェネです。給湯配管を何にしようか迷ったのですがやはり銅管にしようと思います。(工場は1階のみ、配管は埋設になります。)しかし、色々話を聞いてると銅管は埋設しないほうがいいとか、熱源によっては様々な腐食を起こしかねないと聞きました。(正直銅管を平気で埋設やモルタル内に配管していたので不安です。)銅管を埋設する上で注意しなければならないことや他によい管材があれば教えていただきたいです。どうかよろしくお願いします。 ここでいう埋設とは、生コンクリート下・一部生コンクリート内です。 追加で聞きたいのですが、銅管をモルタル(セメントと砂を練ったもの)内に配管するのはだめなのですか? |
きちんと防蝕、耐蝕処理をすれば問題ないはず。ただ場所、接続によっては電蝕の可能性もありますね。 基本的には被覆銅管を使い、極力埋設部の接続をなくせば10年は大丈夫でしょう。 太物配管だと埋設は心配ですね~、メイン配管を屋外に回すとか、屋内露出にするとかしたほうが後々安心ですが。 でもまず、金額も含めたメリット、デメリットを施主、建築側に図った方がいいんじゃないでしょうか。 では良い工法を! |
さっそくのご回答ありがとうございました。でもやっぱり生コン内に配管するよりそれより下の層に入れるのがベターですよね? |
コンクリート埋設は「腐食」よりも「膨張・伸縮」を考慮して 配管の周囲にクッション材を入れましょう。 また、接続部や分岐部は更に慎重に! でも、基本的に埋設はやめた方がいいと思います。 さや管工法は不可能ですか? |
ご回答ありがとうございました。最初に銅管以外にも他の材質(エスロンの架橋ポリエチレン管など)のものを考えましたが、配管ルート及びコンクリート土間打ちに際しての施工性(任意の位置に立上げ安い)などを考慮し銅管の分岐工法がいいのでは・・?と自分なりに判断しました。さや管工法は施工したことないですし、後でパイプを入れるときに入りにくいといううわさ?・ヘッダーをどこにとればいいのか?・器具位置変更のときなどの対応など複雑な要素が絡みそうで嫌になりました。さや管工法ではどんな管種のもの(できればメーカーを・・)がよいと思われますか?また教えてください。 エスロンの架橋ポリエチレン管はサヤ管工法ではないですね。ごめんなさい。 |
架橋ポリエチレン(メカ系接続)でも、ポリブデン(融着)でも、鋼管類でも、なんでも トンネル管の中に配管する工法を「さや管工法」と言います。今回は、CD管をさや管に した場合を想定しているため、架橋ポリやポリブデンや細ものの銅管が使用可能です。 メカ継手(プッシュロックなど)は、必ず目視点検な場所でジョイントしましょう。 熱源機が直焚きの場合はサーミスタ(加熱防止装置)の故障で沸騰する場合があり、 熱源機器廻りは鋼管で施工することをお奨めします。 |
早速のご回答ありがとうございました。以上のご意見をふまえた上、決定したいと思います。本当にありがとうございました。 |
はじめまして みなさんの会話と全然別の角度から回答を・・・ 配管材質の決定について施工業者の立場として悩まれている様ですが、 一人で悩んで勝手に決めずに、施主、設計、ゼネコンの担当者を含めて協議をする事が一番重要だと思います(これ私は技術以上に重要だと) 埋設給湯配管やシンダー内給湯管の材質については明確な回答を出す事が非常に難しい事はこのサイトの以前の話題を読めばわかると思います 銅管、HTVP、HTLP、SUSetc・・それぞれにコスト面、施工性、耐久性について特徴がありますので、これが1番!!というのは無いと思います 私の意見としては原則天井回し、それが無理な場合は土間下ピットか配管用側溝を設置してもらうのが良いかと・・・、もちろん予算的に無理という話になると思いますが 以下の点はプラント、施主と協議を行い議事録を作成しておくと良いでしょう 1 ボイラーがプラント工事の場合は配管内を流れる湯の温度 2 現在の設計通りの意図で設計する場合の問題点 3 あなたが提案する施工方法のメリットと問題点 この物件がパン工場と言う事ですのでかなりメインの循環系統の横引距離が長くなると思います。コンクリートの圧縮、配管の伸縮、配管の老朽化により必ずトラブルが発生しますので、設計、施工時の協議の記録をしっかり残しておく事が配管の選定と伴に重要だと思います 現在の技術力及び施主の予算ではカバーしきれない問題が山の様にあります。 施工業者の立場として、施工時の記録を残しておく事は会社及び担当者を守るために必要ですよ それでは がんばって下さい |
ご回答ありがとうございました。大変勉強になりました!!工事までもう少し時間があるのでアドバイスを参考にして自分なりに結論を出したいと思います。本当にありがとうございました。 |
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