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 ▼オールフレッシュ空調負荷計算について  めったに設備計算しない建築士 16/12/3(土) 0:36
   ┗Re:オールフレッシュ空調負荷計算について  masa 16/12/3(土) 11:42
      ┗Re:オールフレッシュ空調負荷計算について  めったに設備計算しない建築士 16/12/3(土) 14:40
         ┗Re:オールフレッシュ空調負荷計算について  masa 16/12/4(日) 16:43
            ┗Re:オールフレッシュ空調負荷計算について  めったに設備計算しない建築士 16/12/5(月) 16:54
               ┗Re:オールフレッシュ空調負荷計算について  masa 16/12/5(月) 21:49
                  ┗Re:オールフレッシュ空調負荷計算について  めったに設備計算しない建築士 16/12/5(月) 22:49

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 ■題名 : オールフレッシュ空調負荷計算について
 ■名前 : めったに設備計算しない建築士
 ■日付 : 16/12/3(土) 0:36
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   過去レスを見てもなかったようですので、質問させていただきます。
現在オールフレッシュ恒温恒湿のクリーンルームを設計しているのですが、
外気の温湿度処理の負荷計算について質問です。
外気温湿度 夏季35℃60%RH 冬季5℃45%RH
室内温湿度 通年23℃±2℃ 45%±10%
風量 35CMM
内部負荷は今のところ無視です
室面積 10u 容積 24㎥
BFは現在無視です
これでざっくり計算しますと、
冷却コイル 40.5KW
加熱コイル 21.8KW
加湿量   13.9Kg/h
となりました。
あっているのでしょうか?
(多段コイルでなく一段で計算しております。)

また、最高温湿度時にも誤差範囲に入れようとしますと、
設計外気温湿度が夏季37℃75%RHで室温23℃45%で空気線図に記載しますと、
空気線図上で24.5℃付近で露点温度を超えてしまします。
このような状態の場合、冷却コイルは実際どうなるのでしょうか?
(また、これを改善するには多段コイルで設計するのでしょうか。)
すいませんが、ご教授お願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:オールフレッシュ空調負荷計算について  ■名前 : masa  ■日付 : 16/12/3(土) 11:42  -------------------------------------------------------------------------
   内部潜熱負荷や顕熱比によりますが、年間空調で恒温恒湿ならば、再熱コイルが無いと無理です。(湿度が安定しません)
加熱コイルがあるので、夏季も温熱源があり、寒冷地で凍結の心配が無いならば、冷却コイルの後に加熱コイルを置いて、再熱コイルとして利用してください。
エアハンドリングユニットの構成としては、冷却→加湿→加熱もしくは、加湿→冷却→加熱の構成となります。
加湿器の位置は、加湿器の制御特性によります。
蒸気式などの場合は、効率が良いので、省エネにはなりませんが、冷却コイルの露点になるまで、冷却コイルの前段で加湿した方が、安定性が良くなります。
中間期・冬季の湿度条件が厳しくないのならば、冷却→加熱→加湿の方が省エネにはなります。(加湿後の再凝縮には注意が必要です)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:オールフレッシュ空調負荷計算について  ■名前 : めったに設備計算しない建築士  ■日付 : 16/12/3(土) 14:40  -------------------------------------------------------------------------
   >内部潜熱負荷や顕熱比によりますが、年間空調で恒温恒湿ならば、再熱コイルが無いと無理です。(湿度が安定しません)

ご回答ありがとうございます。
説明に不備がありました。
1次外気処理での計算です。
この後に、恒温恒湿用の冷却減湿+再熱+加湿処理ユニットを設置予定です。
(水加湿器、冷却減湿=チラー冷水電動弁制御、再熱=電気ヒーターサイリスタ比例制御)
単に外気処理だけであれば室温程度に持っていくのが普通と思いまして計算しました。
※その場合、加湿制御は±10%ですので2次側だけでいいと思っております。
(2次側は室内負荷を加味したユニットで計算する予定です。)

空気線図上で20数年ぶりに計算したものですから、外気処理だけでこの能力が必要なのか不安になりました。

今回は直膨ユニットでなく冷水で設計中すので、1次冷却+2次冷却のチラーでサーモOFF時のことを考慮したクッションタンクを設置する計画にしております。
流量=250L/min、OFF時間=5minとして250*5*1.5=1.8t程度見込んでおります。
※1.5は安全率及び諸々のロス分です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:オールフレッシュ空調負荷計算について  ■名前 : masa  ■日付 : 16/12/4(日) 16:43  -------------------------------------------------------------------------
   二次側で再熱処理が可能ならば、外気処理は室温の露点温度まで下げれば良いので、再熱処理は不要です。
23℃DB、45%RHの室内条件ならば、露点温度は10.4℃DBですから、外気処理ユニットは10.4℃で送風する事になります。(オールフレッシュなので、除湿は全て行う必要があります)
外気処理ユニットの送風条件での比エンタルピーは43.1kJ/kgDAですから、外気条件35℃DB、60%RHの場合の比エンタルピー90.2KJ/kgDAより、比エンタルピー差は90.2-43.1=47.1kJ/kgDA、送風量35m3/minより、冷却コイル能力=47.1×35×1.2/60=32.97kW→余裕率を10%とすれば、35kWとなります。
送風温度は10.4℃なので、室内温度23℃との温度差=23−10.4=12.6℃、35×12.6×1.2/60=8.82kWの顕熱処理能力があるので、室内負荷がこれより少ない場合は、その分を2次側で再熱する事になります。
冬季は同様に、外気の比エンタルピーは11.1kJなので、エンタルピー差は、43.1−11.1=32.0kJ/kgDA、加熱コイル能力=32.0×35×1.2/60=22.4kW→25kWとなります。(加湿方式が等エンタルピー加湿の場合)
加湿量は、外気の絶対湿度0.0024kg/kgDA、室内条件の絶対湿度が0.0079kg/kgDAより、(0.0079−0.0024)×35×60=0.0055×2100=11.55kg/h→12kg/hとなります。
設計上は、内部負荷が12kg/hの加湿量の加熱量=12×2500/3600≒8.34kWより大きい場合は、内部負荷を加湿用の加熱量として利用するとして、2次側で加湿と考えれば、加熱コイル能力は減らす事も可能です。(室温までの上昇分と考えれば、35×(23−5)×1.2/60≒12.6kWでも可能です)
安定性を考えたら、外気処理ユニットの送風条件を室内温湿度条件とした方が良いでしょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:オールフレッシュ空調負荷計算について  ■名前 : めったに設備計算しない建築士  ■日付 : 16/12/5(月) 16:54  -------------------------------------------------------------------------
   masa様 ご回答ありがとうございます。

>外気処理ユニットの送風条件での比エンタルピーは43.1kJ/kgDAですから、外気条件35℃DB、60%RHの場合の比エンタルピー90.2KJ/kgDAより、比エンタルピー差は90.2-43.1=47.1kJ/kgDA、送風量35m3/minより、冷却コイル能力=47.1×35×1.2/60=32.97kW→余裕率を10%とすれば、35kWとなります。

私は単純に外気の比エンタルピー90.2KJ/kgDAと23℃45%RH時の露点温度の比エンタルピ30.2KJ/kgDAで、35CMM×60×(90.2-30.2)×0.33=41.58KWと計算しておりました。
※空気線図上で露点温度の比エンタルピを32KJ/kgDAと記載していたため、40.5KWと最初に記載しておりました。

上記の計算は外気処理計算で間違っていたのでしょうか。
顕熱分Q×冑×0.33(Q=q/0.33×冲)を引いた状態でいいのでしょうか。
露点温度までのコイルは必要ないでしょうか。
masa様の計算と違っておりますので、少し悩んでおります。

空気調和ハンドブックを再度見直してみたいと思います。

ろしければお時間のある時にご回答いただければ幸いです。


 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:オールフレッシュ空調負荷計算について  ■名前 : masa  ■日付 : 16/12/5(月) 21:49  -------------------------------------------------------------------------
   送風条件の比エンタルピーを間違えていました。
30.2kJ/kgDAが正しいです。
冷却コイル能力=(90.2-30.2)×35×1.2/60=42kW→余裕率を10%とすれば、46kWとなります。(再熱分が抜けていたので、32.97+8.82≒42kWが冷却コイル負荷になります。)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:オールフレッシュ空調負荷計算について  ■名前 : めったに設備計算しない建築士  ■日付 : 16/12/5(月) 22:49  -------------------------------------------------------------------------
   masa様 ご返答ありがとうございます。

書込みの内容で理解できました。
当方の説明不足などありまして、申し訳ございませんでした。
色々と貴重なお時間をいただいてのご教授ありがとうございました。
また何かつまづいた時には、この会議室で質問させていただきます。
本当にありがとうございました。

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