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22993) ダクト直管部分の圧力損失 ほぐほぐ 25/5/21(水) 9:21
22994) Re:ダクト直管部分の圧力損失 こてつ 25/5/21(水) 10:02
22995) Re:ダクト直管部分の圧力損失 ほぐほぐ 25/5/21(水) 11:43
22996) Re:ダクト直管部分の圧力損失 こてつ 25/5/21(水) 17:48
22997) Re:ダクト直管部分の圧力損失 ほぐほぐ 25/5/22(木) 9:11

22993) ダクト直管部分の圧力損失
 ほぐほぐ  - 25/5/21(水) 9:21 -
  
プラント配管設計を主業務にしており、会社にダクトの専門家もいないのでこちらに質問させて頂きます。

ダクト直管部分の損失について、考え方を教えて頂けないでしょうか。
ダクトサイズは、「建築設備設計基準」茶本の摩擦抵抗線図を参考に、等圧法1Pa/mで決めています。ですので、ダクトの直管部分の損失はダクト長さと同じになると理解しています。ダクト長さ=10mならば圧力損失も10mと考え計算してきました。
また、オーム社より出版されている「空気調和設備の計画設計の実務の知識」に圧力損失計算表が参考で掲載されているのですが、その表からもダクト長さ=圧力損失と読み取ることができます。

そこで、茶本の摩擦抵抗線図は亜鉛鉄板ダクトの線図であることに気付きました。
ダクト材質が塩ビならば、絶対粗度(PVC=0.03)を直管ダクトに乗じればいいのでしょうか?
△Pa=絶対粗度(0.03)×L/d×V^2/2×1.2
たまたまですが、新しい亜鉛鉄板の絶対粗度も0.03とPVCと一緒なので、今まで通りのダクト長さ=圧力損失として考えてもおかしくはないでしょうか。
皆様方の考え方を教えて頂けないでしょうか。宜しくお願い致します。
引用あり
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22994) Re:ダクト直管部分の圧力損失
 こてつ  - 25/5/21(水) 10:02 -
  
PVCダクトの摩擦損失抵抗線図はこちらの文献に記載されています。
  ↓
https://www.jashcon.or.jp/publish/pdf/50/50gijyutu.pdf
ちなみにPVCダクトの摩擦損失は亜鉛鉄板製ダクトの70%弱とのことです。
引用あり
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22995) Re:ダクト直管部分の圧力損失
 ほぐほぐ  - 25/5/21(水) 11:43 -
  
こてつ様
ご回答有難うございます。
また、PVC製の摩擦抵抗線図も調べて下さり有難うございます。
今後は、この線図を利用して口径を決めたいと思います。
資料を読むと最後のページにPVCダクトは亜鉛鉄板の2/3(約70%)程度になる記載がありました。
これを根拠にして良いとお客様からOKを貰えたら、ダクト総延長=損失にできると思います。

とすると、私の計算式の考えは間違えていたのでしょうか。
亜鉛鉄板の線図を使用して口径を決めた時のPVC直管部分の損失計算式は正しいのかがわかりません。
損失1Pa/mで口径を決めているので、直管部分の損失は口径関係なしに
ダクト総延長=ダクト損失になると思っています。
材質が違うため単純に、口径ごとに粗度を掛ければいいのでは?と思い、質問を投稿しました。この部分について、わかる方おりますでしょうか。
引用あり
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22996) Re:ダクト直管部分の圧力損失
 こてつ  - 25/5/21(水) 17:48 -
  
摩擦係数λと絶対粗度εが入れ違ってます。
△Pa=摩擦係数λ×L/d×V^2/2×1.2
絶対粗度εは亜鉛鉄板(板状で縦方向に継目)0.15mm、PVCプラスチック0.03mm
かたや直管の摩擦係数λは茶本R6年版P565によると
λ=0.0055・[1+(20000・ε/d+10^6/Re)^1/3
引用あり
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22997) Re:ダクト直管部分の圧力損失
 ほぐほぐ  - 25/5/22(木) 9:11 -
  
こまつ様
投稿有難うございます。大変感謝申し上げます。
一人では勉強しきれないなと痛感致しました。

茶本でε:絶対粗度(1.5x10^-4)と書かれていたので、εは「1.5×10^-4」で
変わらない数値だと思っていました。
なので、理由もなく何となくですがλ=絶対粗度=摩擦係数になるのだと思い込んでおりました。やばいですね。恥ずかしいです。

茶本にかかれているε:(1.5×10^-4)は決定された計算式ではない、都度、材質で変わる絶対粗度なのだときちんと理解できました。
昨日は直管部分の損失を計算していたのですが、あまりにも数値が違うので頭がパンクしておりました。
ご指摘いただいた計算で1Pa/mで決めた口径になるかを計算してみたのですが、ニアイコールになりました。ちょっと嬉しい。

ご指摘、投稿して下さり有難うございます。
とても勉強になりました。
引用あり
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