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22496) 空気線図における全熱負荷の計算方法について ぽんちょ 24/2/17(土) 18:22 [添付][添付]

22511) Re:空気線図における全熱負荷の計算方法につ... masa 24/2/19(月) 23:30
22512) Re:空気線図における全熱負荷の計算方法につ... きりん 24/2/20(火) 7:56
22513) Re:空気線図における全熱負荷の計算方法につ... ぽんちょ 24/2/20(火) 9:13
22514) Re:空気線図における全熱負荷の計算方法につ... masa 24/2/21(水) 10:53
22516) Re:空気線図における全熱負荷の計算方法につ... ぽんちょ 24/2/23(金) 23:45
22517) Re:空気線図における全熱負荷の計算方法につ... masa 24/2/26(月) 16:47
22520) Re:空気線図における全熱負荷の計算方法につ... にんじゃ 24/2/29(木) 21:54

22511) Re:空気線図における全熱負荷の計算方法について
 masa E-MAIL  - 24/2/19(月) 23:30 -
  
送風量を求める為には、室内顕熱負荷が必要です。
表示されている室内全熱負荷には外気負荷は含まれないので、コイル混合点の空気状態は関係ありません。
コイル混合点の空気状態は、空調器のコイル負荷(外気負荷を含めた冷却負荷)を算出する為に使用されます。
一般的には、以下の手順で空調器の冷却コイルを選定します。

1.室内状態点から顕熱比状態線を空気線図上で左下に延長して、相対湿度90%RH(空調機メーカーによては95%RHの場合あり)の状態線との交点を記入して、コイル出口状態点とする。 この状態の乾球温度と室内温度条件の乾球温度の差が吹出温度差となる。(例題ではコイル出口状態は16℃DB、室内温度条件は26℃DB、吹出温度差=26-16=10℃)
2.室内顕熱負荷と吹出温度差から、送風量を決定する。(例題の場合は、室内全熱負荷から顕熱比0.8で室内顕熱負荷を算出する。 60kW×0.8=48kW)
3.必要外気量から、送風量に対する外気比率を求め、室内還気と外気の混合点の比エンタルピーを求める。
4.3で求めた混合点とコイル出口の比エンタルピー差と送風量から冷却コイル負荷を算出する。

例題の場合は、空気線図に状態変化が全て作図されているので、コイル出口状態点と室内状態点の比エンタルピー差から送風量を算出する事も可能です。(ただし、出題者の意図する回答とは誤差があります)
引用あり
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22512) Re:空気線図における全熱負荷の計算方法について
 きりん  - 24/2/20(火) 7:56 -
  
試験、頑張ってねー!(^^)!
引用あり
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22513) Re:空気線図における全熱負荷の計算方法について
 ぽんちょ  - 24/2/20(火) 9:13 -
  
みなさま、いろいろご回答いただきありがとうございました。
試験勉強頑張りたいと思います。
引用あり
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22514) Re:空気線図における全熱負荷の計算方法について
 masa E-MAIL  - 24/2/21(水) 10:53 -
  
吹出状態点と室内条件点の比エンタルピー差から算出した室内全熱負荷を計算したところ、室内全熱能力=14,400m3/h×1.2×(52ー40)÷3,600s/h=57.6kW<60kWとなります。
風量を15,000m3にすれば、15,000m3/h×1.2×(52ー40)÷3,600s/h=60kWとなります。
つまり、吹出状態点の作図が間違っている可能性があります。
室内状態点を26℃DB、50%RHとすると、比エンタルピー=52.9kJ/kgとなります。
この点からSHF=0.8の状態線と吹出温度差=10℃の交点を吹出状態点とすると、比エンタルピー=40.1となります。
この条件で室内全熱能力を計算すると、14,400m3/h×1.2×(52.9ー40.1)÷3,600s/h=61.44kW>60kWとなります。
この場合の冷却コイル能力=14,400m3/h×1.2×(60ー40.1)÷3,600s/h=95.52kW≒96kWとなります。
引用あり
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22516) Re:空気線図における全熱負荷の計算方法について
 ぽんちょ  - 24/2/23(金) 23:45 -
  
>つまり、吹出状態点の作図が間違っている可能性があります。

私もそう思っていました。
設問の数値がおかしいとは言い出しにくかったのですが。
私の考えでは、吹出状態点の比エンタルピーは52.5kJ/kgであれば、問題としての整合はとれているのかなと思っているところです。
ただし、この数値を示すと、コイル能力と室内全熱負荷の比率=比エンタルピー差の比率から
(コイル能力)Kw:60kW=(60-40):(52.5-40)
簡単にコイル能力96kWが算出されてしまうので、吹出状態点の比エンタルピーは明記するべきではないような気がしていますが。
引用あり
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22517) Re:空気線図における全熱負荷の計算方法について
 masa E-MAIL  - 24/2/26(月) 16:47 -
  
設問の冷却コイル能力を求める為の最低必要な条件は、イ〜ホに加えて、室内状態点の乾球温度、室内吹出空気状態点(=冷却コイル出口状態点)の乾球温度(SHF=0.8の状態線上)、比エンタルピー、冷却コイル入口空気状態の比エンタルピーです。
設問の空気線図の運転線図で不要な情報は、外気の乾球温度、比エンタルピー、室内状態点の比エンタルピー、冷却コイル入口状態点の乾球温度です。
不要情報は記載の必要は無いのですが、回答者の知識で必要な情報を選ぶ事を求めているので、余分な情報も記載していると言う事でしょう。
問題作成者は、室内状態点の比エンタルピーと室内吹出空気状態点(=冷却コイル出口状態点)の比エンタルピーから送風量を算定する事はあまり想定していなかったんでしょう。
誤差は、4%で、回答選択肢は十分に数値が離れているので、適当な回答は選択可能と考えていたと思います。(適当なものであって、正確な数値は求めていません)
引用あり
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22520) Re:空気線図における全熱負荷の計算方法について
 にんじゃ  - 24/2/29(木) 21:54 -
  
>(コイル能力)Kw:60kW=(60-40):(52.5-40)
簡単にコイル能力96kWが算出されてしまうので、吹出状態点の比エンタルピーは明記するべきではないような気がしていますが。

いや別にそれでもいいんだと思いますよ。
なんでぽんちょさんがそんなに拘るんだろうと思ったのですが、
勝手ながら、
【(コイル能力)Kw:60kW=(60-40):(52.5-40)】
↑この解法で解けないのがひっかかるということだと
スレットの下まで追いかけてやっと理解しました。(違ったらすみません)

一方作問者が想定した解き方は顕熱比を使う方で、
室内空気のエンタルピの有効数字を合わせたら
今回のようなことが起きたということでしょう。

>100kWと96kWという違いは、自分の中で許容できなかったので笑
すでに解決済みのスレッドに思わず返してしまったのは
この回答のほうが気になっていて、、
色々手を動かして計算するときっとこの能力計算比重の桁一つ
増えただけでも結果がゴロゴロこのくらい変わると気づいたはずなのに
いのさんの回答へのフォローが少し冷たいかったかもしれないと感じました。

問題集と違って実務では足元すくわれる話かもしれないと思い、蛇足だと思いつつコメントしました。
試験がんばってくださいね。応援しています。
引用あり
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