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22621) 空調システムの風量について計算値とカタログの比較 なぜ太郎 24/5/31(金) 17:24

22623) Re:空調システムの風量について計算値とカタ... ボッチのなぜ太郎 24/6/1(土) 11:11
22624) Re:空調システムの風量について計算値とカタ... ボッチのなぜ太郎 24/6/1(土) 17:04
22625) Re:空調システムの風量について計算値とカタ... いのさん 24/6/2(日) 19:06

22623) Re:空調システムの風量について計算値とカタログの比較
 ボッチのなぜ太郎  - 24/6/1(土) 11:11 -
  
ありがとございます。
いつもぼっちなので人と設備について話あえる機会があるだけで、大変楽しいです。

風量はエンタルピ-の差から算出するのですね。
私のもっている参考書では部屋の負荷計算で算出した顕熱負荷から温度差による計算となっていましたので、そのまま温度差を使ってしまいました。今回は全熱負荷から風量を算出するのでエンタルピ-差からの算出ですね。しかしカタログ記載の14kwの空調機の風量と一致しないのは変わらずなのですが、これについては気にしなくてもよいのでしょうか。あくまで能力基準で選定しておけば空調的には問題はないのでしょうか?つまり空調機が能力と風量のバランスをとりながら式の内容をみたす状態を自分で維持できるのですかね。 コイル出口での湿度は95%ですが、通過する風量が増えれば室内の絶対湿度はさがり、室内相対湿度はさがる方向となるのではないでしょうか。予定している風量と比較して多めの風量がコイルを通過する場合の話です。
空調機選定時については、計算での風量とカタログ風量がちがっていても、必要な能力の機器選定ができればよいと仮にしたとしても、外調機の場合はエアバランスなどが関係するケースがおおく、選定時には能力とおなじくらい風量が重要になってくると思います。同室内の排気ファンなどの風量と外気量をあわせなくてはならないからです。 その場合、設備用床置タイプなどなら風量を調整できますが、パッケ-ジタイプの外気処理機(てんうめなどの場合)はそれができません。
その場合、まず能力で選定して、カタログで風量が不足している場合は、次に風量基準で選定しなおして、その結果、能力は過剰方向となるのは仕方ないのでしょうか。そもそもメーカ-カタログ記載の外気処理機の風量はなにをもってその風量としているのでしょうか。  ぜひぜひ ご教示お願いいたします。
引用あり
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22624) Re:空調システムの風量について計算値とカタログの比較
 ボッチのなぜ太郎  - 24/6/1(土) 17:04 -
  
負荷に対しての風量の算出について考えてみました。
風量の算出についてエンタルピ-差で算出するか温度差で算出するかということについて
考えてみました。参考書では顕熱負荷に対して温度差を持ち出で風量を算出しています。これはなぜ全熱負荷とエンタルピ-差からではないのかを考えました。
SHFの算出には外気負荷を含んでいないので、これと似たような理由があるのではないかと考えました。空調負荷計算による負荷、つまり全熱負荷を顕熱負荷と潜熱負荷にわけて考えてみました。温度変化は空気線図的には平行で文字どうり顕熱のみの変化、これを風量という媒体を利用して、この空気にエネルギ-を与えて負荷を調整しているわけですので、顕熱負荷は風量で調整する そして空気線図的には縦方向の潜熱は、これはコイル自体で調整をおこなうのではないかと思いますので風量は無関係。なので、機器の風量算出についてはあくまで顕熱負荷と温度差にて算出すべきではないでしょうか。
ちなみに、この顕熱負荷に潜熱負荷を足してから全熱負荷をもとめ、それがコイル負荷=空調機の負荷であるのはいうまでもありません。
なので改修工事などで俊工時の負荷計算所が手元にない場合は、設置してある空調機の能力から予想するしかありませんが、空調機の風量がどのくらいであるかを算出でもとめる場合は、機器能力から外気負荷分を引いてから、屋内屋外の設計温度差から機器風量を算出すべきではないでしょうか。
このとき外気処理機が設けてあるのでれば、空調機の能力をそのまま利用してよいと思います。 なので 質問時14kwの負荷で風量を計算しましたが、本来は14kw-外気負荷の能力値を利用すべきだったかと思います。 
外気負荷の予想は部屋に設置してある排気ファン風量と内外設計温度差から算出できるかと思います。 以上のような考えでよいでしょうか。
にしても、これらの空調機器や外気処理機の風量計算値とメーカ-カタログの記載風量値が一致することはほとんどなく、これについてどう考えるべきか、どう対処するべきか、ご教示いただけませんでしょうか。
先ほどの計算値の風量より多い風量の機器を設置したときにどうなるかの質問ですが、外気と吹出風量の混合比がおなじである以上、湿度的な変化はおこらないように考えます。風量が増えた分、排気ファンの風量や外気取り入れ量が増えるはずだから混合比はいつも同じとなるのではないかと思います。(パッケ-ジエアコンでの話です、ユニット空調機ならそもそも風量はぴったりにできますから)
引用あり
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22625) Re:空調システムの風量について計算値とカタログの比較
 いのさん  - 24/6/2(日) 19:06 -
  
外調機の風量がカタログと合わないのはあたりまえで
普通の外調機の吹出は室温前後で吹きます 23度ぐらいでしょうか?

16度で吹くという条件なので風量が少なくなります
(エンタルピー差を多くとると風量は少なくなります)
外調機の種類によっては風量を変えることもできます


カタログ値はあくまで参考値です

また、外調機で室温をコントロールすることは不可能ではありませんが難しいので
別途室温コントロール用の空調機を設置することをお勧めします

換気の話もありましたが現場により様々です必ずしも給気=排気ではありません

換気には3種類あり
第1種換気
第2種換気
第3種換気

それぞれにメリットとデメリットがあります
現場に合わせて設計ください。
引用あり
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