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ありがとうございます。
いろいろ考えていました。
エア抜き弁は立て管の頂部(システムの最高位)に設けています。
往と還の両系統に設けています。
その位置にポンプが与えている圧力を計算して、使用圧力がそれ以上のエア抜き弁を設置しますので、そこはそれでよいかと思います。
それ以降は空調機(ファンコイル)を通過して、ポンプに戻ります。(ヒートポンプモジュールチラーでポンプ内臓タイプ・系統は1系統なのでヘッダーはもうけていません)
ポンプ吸込側の直前に膨張水槽を設けますが、ここはポンプの圧損選定としては、ほぼ圧がなくなるような選定していますので、膨張水槽設置位置付近での圧はほとんどないと考えています。ここの部分に給水管を接続して3kgf/cm2の圧を加える計画としています。(補給水圧3kgf/cm2)。ここでシステム内の水は圧力差で循環しているいことを考えると、システムの最低圧が0から3kgf/cm2になってしまうので、圧力差(最高圧ー最低圧)を計画圧力に保つためにも、ポンプ吹出直後(最高圧)を3kgf/cm2増やしてやならくてはなりません、なのでポンプ吸込側直前に圧をプラスする場合(=補給水圧)ポンプ出側にも同じ圧をプラスすべきと考えました。
なので、本来のポンプ揚程(選定分)に3kgf/cm2を追加した揚程としたく思います。
ポンプの吸い込み側の圧がたとえ何kgf/cm2あろうが、ポンプの吹出と吸い込みが圧力差が適切であればシステム内の水(冷温水)は問題なく循環すると考えます。
(正確にはベイヌーイの定理的には圧力水頭が増すので、ポンプの圧損はその分だけ多く目にする必要があるかもしれませんが、ここではその値は無視できるほど小さいとしました)
本来は無駄なエネルギーの消費を抑えるために、ポンプ吸込側では圧がほぼゼロに近くなるようにポンプの圧損を計画すべきかと思います。(システムの最終エンド付近で圧をちょうど使いはたすのが理想=省エネ)
補給水を注入する圧もできるだけ小さいのが理想ではないかと考えました。
ポンプの選定が正確であれば、補給水注入圧も小さくできるとおもうのですが
計算ではほぼ圧がなくなるはずのポンプ吸込み側(補給水接続箇所)に実際は
たとえば1kgf/cm2の圧がのこっており、補給水を0.5kgf/cm2としていたせいで、補給水の注入が適切にできず、本来注入すべき状態からずっと不足するまで(システム内の水が不足して圧がさがるまで)注入がおくれるということが懸念されるように
思います。なので 補給水圧は1〜3kgf/cm2で設定するのがよいのではないかと考えています。 しかし今度は補給水圧が高すぎると、今度はシステム内の圧があがり、循環させるために力が余計に必要となる状況におちいるのではないかと思います。エア抜き弁の使用許容圧が1ランク上のものを設置しなくてはならなくなることもあるのではないかと思います(材料費があがる)なので、補給水の上限は3kgf/cm2として考えていこうかとおもっています。
ちなみにシステム内の圧があがるとポンプの揚程にどのくらい影響がでるかは”建築設備設計マニュアル 空気調和編のp202に速度水頭が上昇した場合の圧力損失の増加の検討計算があるので、それを圧力水頭におき替えて計算すれば、ほとんど無視できることがわかるかと思います(式10−24にて)
という感じにて考えることにしようかと思います。
なので今回は補給水の注入圧は2kgf/cm2にしようかとおもいます。計画している物件は工場でありまして、システムとしてはさほど複雑な配管ルートでなないので、さほどポンプ圧損選定に誤差はでないようにおもますので、3kgf/cm2までとらなくても2kgf/cm2確保しておけば十分と考えました。
このような考えかたでどうでしょうか。
ちなみに補給水はシスターンタンクと利用します。
よろしくお願いいたします。
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