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一般的なダクト設計の場合は、絶対粗度ε=0.18oで計算する場合が多いと思います。
便覧に記載されているダクト抵抗線図はε=0.18oで作成されており、スパイラルダクトもこれを用いて良いこととなっています。
建築設備設計基準(公共建築協会刊)は、亜鉛鉄板ダクトの絶対粗度ε=0.15oで記載され、ダクト抵抗線図もε=0.15oで作成されています。
メーカーでは、栗本鐵工所、フジモリ産業、三菱電機などの技術資料はε=0.18oで記載されています。
円形ダクトのシームレス管などは、ε=0.09oで良いかもしれませんが、スパイラルダクトの場合は、ハゼ部が内部に出てくるので、0.15o以上とした方が無難だと思います。
便覧やメーカーの抵抗線図は元になった井上宇市氏の図表を使用しているだけだと思います。 井上宇市氏の図表は、ε=0.15oを基準として、余裕としてε=0.18oで作成されています。
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