Page     608
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   建築設備フォーラムへ  ┃  会議室に戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼ムーディー線図を計算で  Peace 04/7/3(土) 17:35
   ┣Re:ムーディー線図を計算で  stein 04/7/3(土) 21:18
   ┣Re:ムーディー線図を計算で  ミロス 04/7/3(土) 21:43
   ┃  ┗Re:補足  ミロス 04/7/4(日) 7:27
   ┗Re:ムーディー線図を計算で  Peace 04/7/5(月) 10:58

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : ムーディー線図を計算で
 ■名前 : Peace
 ■日付 : 04/7/3(土) 17:35
 -------------------------------------------------------------------------
   管の摩擦係数(λ)をムーディー線図からではなく、計算により求めたいと思い資料を探し次の公式(コールブルックの式)にたどり着きました。しかし数学に弱い自分はこの式を展開出来ません。どなたか教えて下さい。

1/√λ=−2log((ε/d)/ 3.71 + 2.51/Re√λ )

 λ = ?
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:ムーディー線図を計算で  ■名前 : stein  ■日付 : 04/7/3(土) 21:18  -------------------------------------------------------------------------
   >管の摩擦係数(λ)をムーディー線図からではなく、計算により求めたいと思い資料を探し次の公式(コールブルックの式)にたどり着きました。しかし数学に弱い自分はこの式を展開出来ません。どなたか教えて下さい。
>
>1/√λ=−2log((ε/d)/ 3.71 + 2.51/Re√λ )
>
> λ = ?

コールブルック式は、広い適用範囲を持つ信頼のおける式ですが、残念ながら、R,ε、dを与件として、λを解析的に求めることはできません。
しかし、最近では、Excelの「ゴールシーク」機能を使って簡単に求めることができます。「ゴールシーク」は、数式の計算結果を先に指定して、その結果を導き出す変数を探索計算(逆算)する便利な機能です。この問題にゴールシークを適用する場合は、貴方のあげられた式の右辺を左辺に移項する形で、新しい関数Fを次のように定義します。

F=1/√λ+2log((ε/d)/ 3.71 + 2.51/Re√λ )

したがって、新しい関数Fが0となるλをゴールシークで求めることになります。
やってみてください。この計算の詳細は、{化学装置」2003年6月号の
「Excelで解く配管流れ(3)」に掲載されています。参考にしてください。
蛇足になりますが、
Excel[ソルバー」機能を使えば、配管網流れ計算が簡単にできます。これも同じシリーズに掲載されています。試してください。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:ムーディー線図を計算で  ■名前 : ミロス  ■日付 : 04/7/3(土) 21:43  -------------------------------------------------------------------------
   陽関数としての、近似式は多く存在します。

昔、空気調和衛生工学学会の近畿支部の論文集で

紹介されていました。

私は、プログラムで、その中の、ソ連でよく使われている式を

使った記憶があります・・・・・
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:補足  ■名前 : ミロス  ■日付 : 04/7/4(日) 7:27  -------------------------------------------------------------------------
   下記のコールブック・ホワイト公式に対して、

1/√λ=−2log((ε/d)/ 3.71 + 2.51/Re√λ )


一般には、下記のMoodyの近似式を使用

 λ=5.5×10^-3{1+(20000・e/d+1000000/Re}^(1/3)}

精度は、公式にたいして±5%らしい

私が使用したソ連でよく使われる式は下記です

 λ=0.11{e/d+68/Re}^0.25

その他、多くの近似式が、S59年度 論文集B−9に発表されています。
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:ムーディー線図を計算で  ■名前 : Peace  ■日付 : 04/7/5(月) 10:58  -------------------------------------------------------------------------
   steinさん、ミロスさん、ありがとうございました。
エクセルのゴールシークによる計算、近似式による計算で値を出し、ムーディー線図で確認し、計算での摩擦損失の求め方を納得することが出来ました。
又機会があれば教えて頂いた資料等を確認し、知識を深めたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    建築設備フォーラムへ  ┃  会議室に戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                                Page 608





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━