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設計側ですと、安全管理面の知識はどうしても机上の知識とならざるを得ず、
事故例を聞くたびに、何とも言えない気分になりますね。
私の場合は設計一筋ですが、電気保安協会の事故事例を眺めたりして、自身が
担当する現場の監理において事故が発生しないよう勉強しているつもりですし、
現場内で脚立類を無神経に立てかけて放置しているのを見つけた際には、代理人を
呼出して是正させた上で、現場内を点検させた事が有ります。
幸い、私が直接関わる範囲内だと大きな事故が起きた事は有りませんが、周りでは
・台風で足場が崩れて、労基と警察に踏み込まれた
・足場から冷媒のラッキングの材料を落として小学生に軽傷を負わせる事故を
2か月くらいの間隔で起こして、営繕の局長や課長がだいぶお怒りだった
というのは有ります(どちらも、某政令市内にある別々の学校です)
> おば嬢 様
> 若者が電源オンのまま工事
前々職の設備事務所に所属していた20代前半の頃ですが、某学校の改修設計業務で
当時の上司(電気系のサブコン出身)と私、新人で電気室内に有るキュービクルの
現調を行った事が有ります。
私はキュービクルをざっと見てから、後から増設したと思しき分岐盤の
結線を見ていましたが、突然、叱られる声が。
何事かと思って上司が居る方へ行って事情を聞けば、新人が現調の為に
持ってきていた図面の端が、キュービクル内の高圧幹線に触れる寸前だったとの事。
新人に基礎的な教育を怠ったのでは?と思われるかも知れませんが・・・
その新人、年齢30代半ばで第三種電気主任技術者を持っていました。
机上の知識だけでドヤ顔をしてはならない、というのを体感した瞬間でした。
> 拝観ジジィ 様
> 天井材を落としてくれない
ふと思い出したのですが、某市立保育園の改修で電工が勝手にボードを外して作業した結果、
給食への異物混入の危険性で園長先生から滅茶苦茶叱られた事が有りました。
(営繕担当も私も、代理人には絶対に無断で天井を落とさない様指示してました)
予定外作業を勝手に行わない、というのも重要なポイントですね。
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